園長の言葉 MESSAGE

ギ・モリセット園長

2月を迎えるにあたり

園長 ギ・モリセット



現代のグレゴリアン・カレンダーでは、2月は1年の中で二番目の月です。

2月には28日か29日しかなく、他の月に比べて短い月です。古代ローマの暦は冬のあいだを月の無い時期と考え、1年には10ヶ月しかありませんでした。

その後、紀元前700年ごろ、1年を355日とする太陰暦に合わせ、ニュマ・ポンピウスによって1月と2月が加えられましたが、最初は、2月が1年の最後の月とされていまた。それが、紀元前450年ごろになって初めて、2番目の月にされたのです。

と言いましても、当時のローマの暦では、2月はまだ、ある間隔で、23日あるいは24日とされていました。

そして、季節に合わせて調整するために、2月の後に、“うるう年”としての27日を挿入していました。

しかし、この“うるう年”の27日は、ジュリアン・カレンダー修正期に廃止され、4年毎に29日とするよう、修正されました。

日本には、6世紀の中頃に朝鮮半島を通って、中国の太陰暦が入ってきました。
]
日本はその後、いろいろ進展する中国暦を使用していましたが、1685年からは、中国暦の日本版(いわゆる旧暦)を使うようになりました。

一方、1873年には、明治維新の文明開化の一環として、グレゴリアン・カレンダーに基礎をおく太陽暦が紹介されました。

今日の日本では、中国暦(旧暦)はほとんど使われなくなり、その結果、旧暦で正月を祝うのは、中国人や他のアジア諸国から移民してきた人々だけになっているようです。

日本では、1873年から公式に使われ始めたカレンダーの他にも、幾つかの暦が使われていましたが、第二次大戦以後は、“天皇の元号”を使った和暦の他は、すべてが廃止されました。

明治以降、西洋共通の暦である“西暦”が徐々に一般的な暦として使われるようになり、今日の日本人は、この西暦を和暦と同じ様によく使います。

幼稚園では、雪が降っても降らなくても、2月は最後の月と言えますが、園児たちは、幼稚園に来るのが嬉しく楽しそうです。

2月には、“豆まき”や“お楽しみ会”というような行事があります。

子どもたちは同じクラスの友達やその他の友達と一緒に、楽しそうに準備をします。

“お楽しみ会”は一年の最後の発表会と考えられており、幼稚園で学んだことの成果を発表します。

このときは、子どもたちの才能が、さまざまな場面で発揮されます。

先月は“園長の言葉”がありませんでしたので、今、ここで新年のご挨拶を申し上げます。明けましたおめでとうございます。

神様の豊かなお恵みが、皆様の上にありますよう、本年が良い年でありますように。




園長 ギ・モリセット
2017.2.1

このページのトップへ