園長の言葉 MESSAGE

ギ・モリセット園長

12月のホームページのために

園長 ギ・モリセット


イエズス様の御降誕と新年のおよろこびを申し上げます。



先月のお話を続けます。

*人間は理性をもっていながら、感情ももっている。その理性と感情のアンバランスによって、怒ったり、けんかをしたり、お互いに害をもたらしたり、さらには死なせたりすることすらある。
*人間の心の中に真・善・美へのあこがれがあり、それを追求することによって幸せを得ることもでき、立派な人生を送ることもできる。
*長い年月にわたって、人類は様々な思考や体験を通して精神的、物理的、学問的、社会的、技術的な進歩を遂げた。その中で、人間にだれしもがもっている宗教心からくる霊的な考えがまとまり、幾つかの宗教が人類に生まれた。主な宗教は、仏教、ユダヤ教、神道、キリスト教、ヒンズー教、イスラム教などである。
それらの宗教の共通点は、人間と社会の様々な問題との関係、人間のあるべき姿、人間の偉大さと弱さ、来世等々を真剣に考えることにある。

 キリスト教の教えによると、これらの重要な課題のかぎを人間に与えるために、神様がひとつの業を成し遂げた。すなわち、2008年前に、神ご自身が、イエス・キリストという名前で人間になり、30年間普通の家庭で過ごし、人類にひとつの重要なメッセージを残し、そして33歳という若い人生の終わりに、宗教上の理由で、大きな苦しみを受けて十字架の上で亡くなり、三日後に復活された。このできごとハ我々に次のようなことを教えているとキリスト教の信徒は信じる。

  1. 宇宙の中で現れてきた人間という存在は欠点だらけであるにも関わらず、創造主である神様の目から見て、それは失敗ではなく、神ご自身が人間になりたいと考えるほど偉大な存在である。
  2. 人間に最もふさわしい生き方は、派手なことによって名声を集めるのではなく、地味な生活を送りながら自分の良心に従う生き方である。
  3. 人類が、人になった神様から受けた最も重大なメッセージは「神を愛し、隣人を自分のように愛しなさい」ということである。
  4. 人が失敗をしたように見えても、あるいはたとえ大きな苦しみの中で死んでも、正しい生き方をしているならば、それが失敗や悲しむべきことではなく、すばらしい勝利を得たことになる。
  5. 神様の優しい心によって、どの人間も悪から開放されることができ、イエス・キリストの死のおかげで、この世では無条件のゆるしを得、そして霊魂が不滅だから来世では永遠の幸福を得ることができる。

 人間は神様のことを知らなくても、自ら悪をさけ、善を選ぶ、という知識と力を持っています。人生の大きななぞの鍵はキリスト教の中にしかない、ということは決してありませんが、さゆり幼稚園の信じる神様はキリスト教が教える神様のですから、上記の「カトリック的世界観」にのっとって、皆さんの宗教心を育て、聖書が示す人間の在り方にしたがって教育を行っています。



園長 ギ・モリセット
2008.12.1

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