園長の言葉 MESSAGE

ギ・モリセット園長

9月のホームページのために

園長 ギ・モリセット


 夏の終わりも近づき、九月を迎えるようになりました。残暑が未だしばらく続きそうですが、園児たちは幼稚園に戻り、友達と先生方に再び会うことができたのを大いに喜んでいるようです。

 さて、「さゆり幼稚園の教育基本原理」の中に、次のことばが記されています。「さゆり幼稚園は、宗教教育によってキリスト教的精神を理解させ、神に対する感謝の心情を育成します」と。すなわち、さゆりの教育が目指す大事なことのひとつは、神様が子供たちをいかに愛し、どれほど彼ら・彼女たちをいつくしむのかを教えることです。このことを園児たちに理解させる一つの方法は、お祈りです。キリスト様ご自身が、神に対してどのように祈ればよいのかを教えてくれました。それは、全世界で毎日となえられる「主の祈り」と言う特別な祈りで、さゆりに入園した園児たちも皆このお祈りを覚え、毎日となえています。

 さゆりの園児たちは、少なくとも一日四回お祈りをします。まず登園の直後、昼食の前後、そして家へ帰る前です。必ず自分の親と先生たちのためにお祈りするのです。この年頃の子供たちには宗教心を持つ傾向があります。自分の心の中に神様が存在することを感じるのです。

 カナダのブリティッシュ・コロンビア州立大学が小学生向けのアンケートを実施した結果、子供たちの「幸せの理由」のトップに出たのは、「友達がたくさんいる」、「父母は親切にしてくれる」、「お金がある」、「自分が女または男に生まれた」等ではなく、「神様が私を愛してくれる」や「神の子供として常に守られている」、ということでした。大学側は、子供たちの答えかたに驚きましたが、それは正に、子供の心が純粋なものであり、霊的なことに対して開かれている、ということを示しているのです。

 「祝いましょう!」という米国宗教雑誌五・六月号の「子供たちに対する最大の贈り物は彼らを祈らせること」という題名の文章に、ヒーター・リードさんがこのように書いています。「子供は、抵抗なしに神に祈ることができる質を持っている。大人のように自分の悩みや周りの人々のことを気にせず、不思議な程正直で純粋な心で神様に祈ることができる。彼ら・彼女たちに、将来「祈る喜び」を思い出させる機会を与えるためにも、今毎日祈りをさせることは子供にとってはかけがえのない貴重な贈り物である。」

 さゆりの二学期も始まりました。園児たちにとっては、たくさんの行事を楽しむ学期になります。運動会や、遠足、七五三などが行われ、クリスマス行事もあります。この新学期が園児たちと保護者の皆様にとって、神様の一杯の恵みで満ちあふれるよう、心からお祈りいたします。



園長 ギ・モリセット
2008.9.1

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