園長の言葉 MESSAGE

ギ・モリセット園長

6月のことば

皆さんご存知のように、さゆり幼稚園は“神の愛”を教えるカトリック幼稚園です。
ですから,この幼稚園では子供たちに、隣人愛、つまり、好きな人だけでなく、嫌いな人のことも愛するよう指導します。
先月は先生たちが母の会で、 “神の愛”と“隣人愛”について話しましたので、私は今月、隣人愛に関する“キリストの言葉”についてお話しいたします。

さゆり幼稚園の建学の精神には、「カトリック的世界観にのっとり、幼児の心身の発育を促し、家庭における教育と躾けを励まし、有能な社会人を育成する」と書かれています。
これには二つの意味があります。

1) 神の愛、隣人愛を具体的に実践する道を教える

2)他の人々に心を開く人間に育てる

ルカ福音書10章の25節から37節に、「善きサマリア人」の話がありますので、ここに引用してみます。

…すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。
「先生。何をしたら永遠の命を自分のものとして受けることができるでしょうか」
イエスは言われた。「律法には、何と書いてありますか。あなたはどう読んでいますか。」
すると彼は答えて言った。「『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』また『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』とあります。」
イエスは言われた。「そのとおりです。それを実行しなさい。そうすれば、命を得ます」
しかし彼は、自分の正しさを示そうとしてイエスに言った。「では、私の隣人とは、誰のことですか」
イエスは答えて言われた。「ある人が、エルサレムからエリコへ下る道で、強盗に襲われた。強盗どもは、その人の着物をはぎとり、なぐりつけ、半殺しにして逃げて行った。たまたま、祭司がひとり、その道を下って来たが、彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。
同じようにレビ人も、その場所に来て彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。ところが、あるサマリヤ人が、旅の途中、そこに来合わせ、彼を見てかわいそうに思い、近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで、ほうたいをし、自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行き、介抱してやった。次の日、彼はデナリ二つを取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『介抱してあげてください。もっと費用がかかったら、私が帰りに払います』この三人の中でだれが、強盗に襲われた者の隣人になったと思いますか」
彼は言った。「その人に憐みをかけてやった人です。」
するとイエスは言われた。「あなたも行って同じようにしなさい」

私は以前、「聖書は普通の本や小説とは違う」と言いました。
聖書は“神の生きた言葉”で、私たち一人一人に与えられた言葉です。
さゆりの子供たちの保護者にとって、この愛の基本を知ることは非常に大切なことです。
この逸話の中では、以下のことが明らかにされています。

1. キリストは隣人愛、つまり、知らない人に対する愛をも教えている。
2. 私たちはまず自分の家族、つまり自分の子供や家族を愛さなければならない。
3. 私たちはまた、同じ国民だけでなく、別の国から、住む家や平和を求めてやってきた移民や難民も愛さなければならない。
4. 私たちはまた(これはなかなか難しいことだが)、自分を嫌っている人や憎んでいる人も愛さなければならない。
5. イエスは「あなたも行って同じようにしなさい」と答えており、 そのようにすれば、私たちは幸せになる。
6. さゆり幼稚園においても、同じことが必要である。つまり、全園児、全教師が、誰とでも平和に暮らし、互いに愛し合い、許しあうことが大切である。

以上が、今月、6月の私からのメッセージです。

今月はまた、恒例のバザーや、全幼稚園生が参加する“父の日”のイベントもあります。
バザーの準備をなさる保護者の皆様には、この場を借りてお礼を申し上げます。
6月4日の当日には、多くの方々が参加下さるよう、お待ちしています。




園長 ギ・モリセット
2017.6.1




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